広島大学アイソトープ総合部門

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RIの購入から廃棄まで

RIの購入、搬入の手順

  • 購入予定核種、数量、搬入日をRI管理室へ電話連絡し、同時に注文番号を確認する。
  • 業者に直接注文する(この時、業者に注文番号も知らせる)。
  • 所定の注文書へ記入、押印(会計担当者および支払い責任者の印が必要)する。
  • 記入・押印した注文書をRI管理室へ持参する。
  • 注文書をRI管理室スタッフが(公社)日本アイソトープ協会へFAX通信する。
  • RIが届くと、RI管理室からその旨の連絡が入る(RIはRI管理室に届きます)。
  • RIを貯蔵室に保管し、使用/保管/廃棄記録をコンピューター入力する。
  • RI梱包材は、汚染がないことを確認した後、RIマーク等をはがし、各自で持ち帰る。

※RI購入時の会計システムへの入力は通常と同じく必要です。
※上記の方法以外にインターネット上でのオンライン注文の方法もあります。
 詳細は管理室までお問い合わせください。

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RIの使用、保管、廃棄

  • 使用しない場合は、貯蔵室の割り当てられた場所に保管する。
  • 実験に使用する場合は、必要な分量のみ配分室で分け取り、残りは貯蔵庫に保管する。
  • 実験で出るRIゴミは、実験中は実験台上の廃棄物一時保管容器にまとめておき、実験後速やかに高レベル廃棄物保管室へ分別して廃棄する。
  • 使用、廃棄した場合は、全て使用/保管/廃棄記録をコンピューター入力する。廃棄手続きが完了していないとその後のRIの使用に支障が出ることがありますので,実験後は速やかに廃棄手続きをしてください。

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RIの廃棄方法

分別方法

可燃物 ペーパタオル、濾紙など
難燃物 プラスチック製品、ゴム手袋など
不燃物 ガラス、金属(アルミ箔)、塩ビ、スリッパ、針など
無機廃液 通常液体廃液
有機廃液 液体シンチレーション廃液※(塩素不含)
動物 乾燥させたもの

※有機廃液は塩素等を含むものも含まないものもすべて廃棄の際、RI管理室まで連絡して指示を受けてください。

廃棄方法

可燃物/難燃物 ビニール袋にまとめてある場合は袋内の空気を抜き、かさばらないようにすること。一般ゴミを混ぜないこと。
不燃物 大型のものは切断、破砕する。針は空き缶にまとめてから入れること。
無機廃液 pHは2以上に調整すること。
有機廃液 専用ポリタンクに入れる前に、一部を液シンで測定し、測定結果を記入した用紙を提出すること。
希釈などをせずにすむよう、高濃度のH-3やC-14は有機廃液にまぜないこと。廃棄の際は管理室に連絡し、指示を受けて廃棄を行うこと。

鉛容器の処分

鉛容器は、下記のようにきちんと処理していただければ本分野でまとめて業者に引き渡します。下記作業は排水処理実験室で行ってください。

  • RIの遮蔽容器を鉛部分とその他の部分に分解する。
  • 鉛部分は分解したそれぞれにマジックで通し番号をつける。
  • サーベイメータを用いて汚染がないことを確認し、通し番号とその測定値をバックグラウンド測定値および測定者名とともに所定の用紙に記入する。
  • 鉛容器は所定の発砲スチロール容器に入れておく。
  • 鉛以外のその他の部分は、汚染がないことを確認した後、RIマークをはがして、一般ゴミとして持ち帰る。

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有機廃液の焼却

焼却可能な有機廃液の種類

塩素を含まない液体シンチレーション廃液に限る。

焼却可能な核種とその濃度限度

核種 濃度限度
H-3 37 Bq/ml
C-14 37 Bq/ml
S-35 3.7 Bq/ml
P-32 3.7 Bq/ml
P-33 3.7 Bq/ml
Ca-45 3.7 Bq/ml

焼却手順

スタッフの指示に従ってください。

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